秋葉原
僕にとって、山手線の終着駅。
この駅に降りるのは何回目になるだろう。
天気は今日もイヤんなるくらい暑い
そこではくだらない男がくだらない女につかまって
くだらないやりとりにひっかかっている。
この街は凄い勢いで姿を変えていき、
僕は相変わらず中古のマック売り場で
店員を困らせるだけの質問を並べて
大人のコンビニとかのたまう店で買い物を済ませる。
この街には多くの僕の夢が詰まっていて
この街で並べる夢は全てキミに向かっている。
キミを悦ばせるだけの作戦と
キミを特別な世界に誘う凶器と
キミを封じ込める為のマッキントッシュ。
今日もまた、この街は僕をダメにする。
今日もまた、天気は今日もイヤんなるくらい良くて
見上げた空は死にたくなるくらいにキレイだよ。
未来を感じられる、それを感じられることが幸せだと誰かが言ったけど
それならこの街は、幸せだ。