summer

緑色のイメージ

深夜の会話

光る画面に映し出される逢った事もない人

ピアノの音が心に響く



届くメール

文字が愛しい

もうすぐ帰るからPCの前で待ってて



頭一つ飛び出たキャップ

遠くからだって解かった

逢いたかった



深夜の浅川に架かる橋

信号待ち

吐く息の白さ

繋いだ手の暖かさ



抱かれた胸の心地よさ

この人が好きなんだ

そう強く思った初めての夜



消えるまで見つめてくれた

消えるまで

ゲートで1度振り返った

愛しい人の寂しそうな顔



迎えに来てくれた八王子駅

薄暗いライヴハウス

ギターを弾く姿

爆音の中

また逢えた事を幸せに思った



携帯を握り締めて布団に包まって

帰ってくるのを待った

眠りに落ちた私

頬に触れる冷たい指先

遅くなってごめん

寝ぼけ眼でおかえり



大粒の涙

苦しそうな顔

大きな声

飛び出した部屋

追いかけて来たあなた

気持ちの難しさ



仕事だと嘘をついて

顔を見たら止められなくなる感情

零れた涙の意味

馬鹿・・・っと言うあなた

抱きしめられた胸

プールオム



夜桜の公園

ビルの谷間

自販機でコーヒーとミルクティ

立ち止まるあなた

振り返る私

付き合ってみるか?

待ち続けた言葉



逢えない間

どんとん大人になって行く

見慣れない仕草が増える

けれど変わらない笑顔



運転するあなたに胸が高鳴った

私の知らないあなた

助手席で眠ってしまったあなた

寝顔を見て微笑む私



雨の日の新宿

傘をさし歩く

別れようって言ったらどうする?

嫌だって言うよ



突然の別れ

夏の始まり

どうしようもない気持ち

深夜の新宿



初めて貰ったプレゼント

幸せを運んでくる

そんな名前の夏の匂いがする香水



宿る愛しい鼓動

その事実

その絶望

運命を恨んだ



言葉にならない

ほっとしたのか

悲しいのか

伝えた言葉

切れる電話



甘い香りのお土産

大きなタイ焼き

2人で半分づつ

穏やかな夕暮れ



2度目を始める勇気

信じる事の怖さ

そばに居たいと願ってくれるなら

またその手を握ろう



恐れと悲しみ

冷たいベット

流れる涙と罪悪感

ごめんなさい



眠っていた私

触れる指

震える肩

痛みと涙



おめでとう

嬉しかった

喜びで涙が溢れる事の幸せ

右手の薬指

リルバーのリング



穏やかな夜

言葉で言わなくても解かる気持ち

その言葉の意味

やっとそれを信じる事が出来た日々



勘違い

信じた気持ち

壊れる音

元には戻れない



離れる気持ち

それを感じて不安を感じる

上りと下り

両国

これが最後かもしれないと感じた

目の前が揺れる



電話の向こう

別れの言葉

大粒の涙

また同じ事の繰り返し

いつでも1番にはなれなかった



心が色を失う事を初めて知った

瞳に映る物が霞んで見える

息をするのも嫌になった

支えが無くなった

押し込めた気持ちが溢れ出す



早朝の電話

倒れた私

大丈夫か

大丈夫じゃない

願う事は

逢いたい

切れた電話



壊れかけていた私

悲鳴を上げる身体と心

震える肩

抱きしめる腕

その気持ちはどこから



倒れこんでいても

明日は身体を起こして

明後日は立って

明々後日は前を向いて

その次の日は1歩足を前に



終わらせるのか

始めるのか

答えは決まってる

だから



さよなら



最後に見たのは緑の草原

あの音はもう耳に響いても

心に響かない



私は夏のイメージ

いつもそうでありたいと願った

太陽に向かって咲く向日葵のように

さやかとゆう名前に負けない自分でありたかった



ピアノの音

ゆっくりと流れて何処かに消える

私の鼓動

ゆっくりと響いて何処かに消える

あなたの鼓動

ゆっくりと響いて何処かに消える

one / sayaka